サムスンテックウィンの株式の 32.4 %を 8,400 億ウォン*1で取得
サムスン総合化学の株式の 57.6 %を 1 兆 600 億ウォン*2で取得
サムスンタレス、サムスントタルの共同経営権も確保
ハンファQセルズジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 キム・ジョンソ)の親会社である、
ハンファグループ(本社:韓国・ソウル、会長:キム・スンヨン)は、サムスングループのサムスンテックウィン及び
サムスン総合化学の株式を取得し、ハンファグループ傘下とすることを決定いたしました。
これら一連の買収により、ハンファグループは韓国内において、石油化学事業(売上規模 18 兆 800 億ウォン*3)と
防衛事業(売上規模 2兆 6,000億ウォン*4)の二分野において最大規模の企業となります。
ハンファグループはサムスンテックウィンの株式の 32.4 %を取得することで筆頭株主となり、経営権を取得しますが、
サムスンテックウィンがサムスンタレスの株式を 50 %所有していることから、ハンファグループはサムスンタレスの共同経営権も同時に取得いたします。
またハンファグループは、サムスンテックウィンが 23.4 %※株式を所有しているサムスン総合化学の株式 57.6 %※も取得するため、
サムスン総合化学の株式を合わせて 81%※ を保有することになり、経営権を取得することになります。
その結果、石油化学の基礎原料であるエチレンの生産規模が世界 9 位の 291 万トンに拡大され、
ナフサ調達におけるコスト競争力の向上が期待できるようになりました。
またサムスン総合化学はサムスントタルの株式 50 %を保有していることから、ハンファグループはサムスントタルの共同経営権も同時に取得いたします。
この一連の買収を通して、ハンファグループは韓国における企業資産規模で 10 位の位置から 9 位となる見込みです。
ハンファQセルズジャパンの代表取締役社長 キム・ジョンソは、次のように述べました。
「当社は 1984 年以来、石油化学事業を中心に日本市場でお客さまとのパートナーシップを通し、実績を築いてまいりました。
さらに 2010 年からはハンファグループの強みを生かし太陽光発電事業に参入し、 2013 年の出荷量が国外企業として 1 位になるまでに成長いたしました。
このたびの一連の買収による新しい体制と規模の利点を生かし、事業間のシナジーを追求することで、さらに日本のお客さまにご満足いただける製品とサービスを提供してまいります。
* 1 1 ウォン 0.1 円換算で 840 億円
* 2 1 ウォン 0.1 円換算で 1,060 億円
* 3 1 ウォン 0.1 円換算で 1 兆 8,800 億円
* 4 1 ウォン 0.1 円換算で 2,600 億円
※ 自己株式を除く
企業プロフィール
ハンファQセルズジャパン株式会社について
1984年に韓国最大手企業であるハンファグループの日本法人として設立。 2014 年 3 月に設立 30 周年を迎えた。
太陽光発電関連事業(太陽光モジュール輸入販売、IPP事業)をはじめ化学品、鉄工、機械・設備、自動車部品、IT関連機器等、
多分野にわたる基幹産業のアジア諸国間での輸出入業務と日本市場での販売事業を展開している。
太陽光事業に関しては 2013 年度外資系太陽光モジュールメーカーとして国内出荷量で 1 位( 520 メガワット)となる。
URL : www.hanwha-japan.com
ハンファグループについて
1952 年に設立された韓国の最大手企業のひとつであり、国内企業 51 社と 113 の海外現地法人から構成され( 2014.1 現在)、
三つの事業部門(製造・建設、金融、サービス・レジャー)を展開している。 60 年間にわたる歴史の中で、製造・建設部門は、基礎化学製品、
新素材から不動産開発、太陽エネルギーソリューションまで広範囲にわたるサービスを提供している。
銀行、保険、資産管理、証券を取り扱う金融部門は、ノンバンク系金融グループとして韓国で 2 番目の規模であり、
サービス・レジャー部門は、小売・リゾート業務などを通じてプレミアム・ライフスタイルを提供している。
URL : http://hanwha.com/jp
サムスンテックウィンについて
サムスンテックウィンは、映像セキュリティ機器(CCTV)、チップマウンタ(半導体チップ搭載機器)、
ガスタービンおよび K-9 自走砲などを生産する世界的な精密機械メーカー。
サムスンタレス株式 50 %、韓国唯一の飛行機メーカーである韓国航空宇宙産業の株式を 10 %、
サムスン総合化学の株式 23.4 %(自己株式を除く)も保有している上場企業。 2013 年売上高 2 兆 6,000 億ウォン。
サムスン総合化学について
サムスン総合化学は、ポリエステルの原料であるPTA(高純度テレフタル酸)を生産している。
2013 年売上高 2 兆 3,642 億ウォン。 6 月サムスン石油化学と合併し、サムスントタルの株式を 50 %保有。
サムスンタレスについて
サムスンタレスは、 2000 年サムスングループとフランスのタレス•インターナショナルとの 50:50 の持分合弁で設立された会社である。
システム、レーダーなどの監視偵察装備等の防衛装備を生産する会社。 2013 年売上高 6,176 億ウォン
サムスントタルについて
サムスントタルは、 2003 年サムスン総合化学とフランスのトタルグループが 50:50 の割合で設立された会社で、
韓国第 4 位の規模である 100 万トンのエチレンを生産している。
PE、PPなどの合成樹脂と航空燃料、ガソリン、LPGなどの石油製品を生産。 2013 年売上高 7 兆 8,691 億ウォン。
問い合わせ先
ハンファ Q セルズジャパン株式会社 東京都港区芝4丁目10番1号
広報担当:小林
TEL 03 – 5441 – 5928
Email: info@hqj.co.jp