ドイツで開発された日本市場向け新製品の発表と展示
Qセルズドイツ本社から技術開発者が来日し ステージにてプレゼンテーション
ハンファQセルズジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役キム・ジョンソ、以下Qセルズ)は、2014年2月26日(水)から28日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催される日本最大級の太陽光発電業界イベント「PV EXPO 2014」に出展いたします。
環境先進国ドイツ生まれのQセルズは、太陽電池専門のメーカーとして1999年ドイツで設立され、創業わずか数年で世界最大手の太陽光発電企業へと成長いたしました。自動車や精密機械等に代表されるドイツの優れたモノづくりの精神が太陽電池モジュール生産技術にも生かされ、その確かな品質と堅牢性が最高峰レベルであることが世界的に支持される理由の一つです。
当社のソーラーパネル製品の革新的な特徴は、低照度天候でも高い発電力を維持できる事にあります。四季折々の気候により、年間を通して快晴の日が少ない日本では、日照度が弱い天候時にいかに高い発電効率を維持できるかが太陽光発電の課題となります。当社の太陽光発電システムは、様々な季節を持つ日本において年間を通じ安定した発電をお客様にお届けいたします。
本展示会では、「German Engineering」、「Local Support」、「Worldwide Leadership」の3点をコンセプトとし、ご来場のみなさまに当社の魅力をご理解いただくための展示やプレゼンテーションをご用意しております。特に今回、ドイツの技術を駆使した日本市場向け新製品の「Q.PLUS」「Q.PEAK XS」をご紹介させて頂く事を予定しており、ドイツ本社から技術者が来日し、その特徴をご紹介いたします。さらにQセルズの魅力をお伝えする機会として、お客様やメディアの方々との交流を積極的におこなっていきたいと考えております。
本年、日本法人として30周年を迎える当社は、2013年には日本における520メガワットの太陽光システム導入を達成いたしました。日本市場での今後のさらなる拡大を目指し、2月11日(火)は大手外資系太陽光発電企業として初めて名古屋に支店を開設いたしました。さらに現在茨城県つくば市にある「つくば技術センター」を日本でもR&Dができる施設として軌道にのせるべく、積極的な投資をし、開発からアフターサービスまで一貫して行える体制を整備してまいります。これらの活動を通じ、日本市場において、より多くのお客様に長期保証による安心の太陽光発電をご提供出来る企業として成長していきたいと考えております。是非PV EXPO弊社ブースまでお立ち寄りいただき、ドイツ生まれのQセルズを体感していただきますよう、お待ちしております。
【来日技術者プロフィール】
◆Christoph Ludwig(R&D プロジェクト ディレクター)
1966年、ドイツ生まれ。ミュンヘン工科大学(TUM)で物理学の学士号を取得、その後シュトゥットガルト大学マックス・プランク・ソリッドステート研究所で博士号を取得。この間、日本の文部省から奨学金を受け、東京工業大学に1年間留学。シリコン・マイクロエレクトロニクス(主としてフラッシュメモリー・デバイス)の技術開発でビジネス・キャリアをスタート、同分野に12年間従事。2009年、Qセルズ社(現ハンファQセルズ)に入社。現職では、ソーラーパネル用セルおよびモジュールの新しい製品・技術の開発ならびに社内のプロジェクトマネジメントを担当。
◆Jörg Gehler(製品管理担当スペシャリスト)
1964年にドイツ生まれ。チェコ共和国のチャールズ大学で物理学の学士号を取得、その後ドイツのフリードリッヒシラー大学で博士号を修得。この間、日本の神奈川科学技術アカデミーでSTAフェローシップとして1年間、統合光コンポーネントの研究を続ける。97年、アルカテルSELの研究開発部門でビジネスキャリアをスタートし、ドイツのシュトゥットガルトおよびテキサス州ダラスで光通信システム用光ファイバーコンポーネントの開発に従事。2004年にはドイツのイエナにあるベンチャーキャピタル、DEWB AGに入社し、オプティカルコンポーネントの中小規模メーカーへの投資を担当した。2009年にQセルズSEの戦略部門に参加し、その後、製品管理担当となる。現在はハンファQセルズGmbHでイノベーティブな太陽光システムソリューションを手がける。
【ハンファQセルズジャパン株式会社について】
■所在地:東京都港区芝四丁目10番1号 ハンファビル9階
■URL:www.q-cells.jp
■設立: 1984年2月
■資本金: 6億9,850万円
■代表者:代表取締役社長 金 鍾瑞(キム ジョンソ)
■事業内容:太陽光モジュールの輸入・販売、太陽光発電システムメンテナンス事業
その他太陽光発電業務に関する業など
【ハンファQセルズグループについて】
■本社所在地:ドイツ サクソニーアンハルト州、ビッターフェルド
■設立: 1999年
■グローバル販売拠点:イタリア、スペイン、オーストラリア、中国、インド、日本、米国
■事業内容:単結晶、多結晶シリコン太陽電池製造、結晶、薄膜太陽電池モジュール製造、
中大規模発電システムの企画、開発
■企業沿革
1999年 Q-cells S.E.として創業
2002年 業界をリードする単結晶6インチセルをヨーロッパで初めて生産。
2003年 多結晶6インチセルをヨーロッパで初めて生産。
以来、6インチセルが業界のスタンダードとなる。
2006年 セルの生産量でヨーロッパ第1位。
2007年 セルの生産量で世界第1位となる。
2008年 セルの生産量で2年連続、世界第1位。
2009年 太陽光発電のシステムインテグレータとして世界第1位となる。