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ハンファQセルズ、 ロンドンの1.5MW住宅用太陽光発電プロジェクトで 「ソーラーセンチュリー社」と提携

※ハンファQセルズ株式会社の海外プレスリリースより参考情報としてお知らせ配信しています。

英・太陽光発電デベロッパーの「ソーラーセンチュリー社(Solarcentury)」、2018年下期にQセルズの太陽電池モジュールをロンドン市内の600世帯の住宅に設置

本プロジェクトはロンドン市の「ソーラー・トゥギャザー・ロンドン(Solar Together London)」事業の一環で、ブレント区・イーリング区・キングストン区・マートン区・サットン区の5つの自治区が対象

「イケア(IKEA)」が共同入札者としてプロジェクトに参画し、平均して市場価格の35%引きの価格で住宅保有者に太陽光発電システムを提供

2018年9月21日(ドイツ・ベルリン)―ハンファQセルズドイツ(以下「Qセルズ」)は、英国・ロンドン市における住宅用太陽光設置事業に、「Q.PEAK DUO-G5」ハーフセル太陽電池モジュールを供給したことをお知らせします。

 

「ソーラー・トゥギャザー・ロンドン」と呼ばれるこの事業は、今年3月に開始。
ロンドンの5つの自治区(ブレント区・イーリング区・キングストン区・
マートン区・サットン区)に居住し、住宅屋根の太陽光設置に関心を持つ
住宅保有者と、太陽光発電の販売・施工会社を集めて入札を行いました。
入札は、買い手が売り手を選定する方式で、最も安く価格をつけた
売り手を取引先として選択する「リバース・オークション制度」を活用し、
事業者の選定を行いました。
 
 
 
 
 
→英国・ロンドンの住宅におけるQセルズ太陽電池モジュールの設置イメージ
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住宅保有者は「一括購入」プログラムの下、割引価格で太陽光発電システムを落札

設置事業を手掛けるソーラーセンチュリー社は、共同入札者のイケアとともに、太陽電池モジュール10枚をセットにした太陽光発電パッケージを提案しました。本パッケージは、約1,400ポンドのコスト削減に成功。入札で無事落札され、契約を獲得しました。プロジェクトに参加した600の住宅所有者には、設置される太陽電池モジュールの枚数に応じて、市場価格の10~41%引きの価格が適用される予定です。出力規模約1.5MWの太陽光発電システムが、5つの自治区全土に設置され、その住宅の大半にQセルズの「Q.PEAK DUO-G5」が採用される見込みです。
 

この大規模なコスト削減を可能にするのは、太陽電池モジュールの「一括購入」です。購入のための資金は、各々の住宅保有者が自ら出しますが、団体として一括で購入するため、割引を受けることができます。また、個人のみでなく、企業も本事業に参画しています。
 

リバース・オークションでプロジェクトを落札後、デベロッパーのソーラーセンチュリー社はハンファQセルズと提携し、「Q.PEAK DUO-G5」太陽電池モジュールの設置を開始しました。「Q.PEAK DUO-G5」は景観に調和するようデザインされ、発電コスト(LCOE)を最小限に抑えた、高出力のハーフセルモジュールです。3つの端子箱を用いることで、より柔軟な設置を可能にし、あらゆる形状の屋根においても、最高の発電出力を保証します。また、同モジュールのハーフセルは低照度特性を備え、ロンドンのように曇天の多い気候に最適な製品です。
 

本事業は、ロンドン市による、34百万ポンドのエネルギー政策「エネルギー・フォー・ロンドナーズ・プログラム(Energy for Londoners Programme)」の一環で、英国の首都であるロンドン全土の電気代削減を図るだけでなく、「ソーラー・トゥギャザー・ロンドン」事業を通して2030年までに1GWの太陽光発電導入実現への加速を図る目的もあります。
 

ハンファQセルズ 英国営業責任者 ショーン・コリアーのコメント:「ロンドンの住宅保有者がより太陽光発電を導入しやすくなるために策定された、このような事業を大きく支持しています。首都であるロンドンが先導することで、国全体で住宅用の太陽光発電がより手頃な価格で購入でき、また信頼されて、魅力的なものとなることを願っています。そしてその実現のため、ハンファQセルズは『ソーラー・トゥギャザー・ロンドン』事業に積極的に参画していきます」
 

ソーラーセンチュリー社 ソーラー・トゥギャザー・ロンドン プロジェクトマネージャー ゲリー・ワトソンのコメント:「今回の競争入札で、無事契約を勝ち取ることができ大変嬉しく思います。パートナーであるイケアと共に、『Q.PEAK DUO-G5』を採用した高性能のパッケージ商品をお求めやすい価格で皆様に提供してまいります」

企業プロフィール

【ハンファQセルズについて】

「フォーチューン・グローバル500」に選出され、韓国のトップ10企業であるハンファグループ内の太陽光関連企業2 社を統合し、2015年2月にハンファQ セルズ(NASDAQ:HQCL)を設立。”Engineered in Germany“のブランドコンセプトのもと、ドイツのR&D本社から先進的な技術や革新的な研究開発をグローバルに展開するとともに、ハンファグループのネットワークを活かし、欧州、北米、アジア、南米、アフリカ、中東諸国でビジネスを展開している。生産施設はマレーシアと中国にあり、2018年第1四半期時点でセル/モジュール生産能力は8GWを誇る。太陽光セル・モジュール・システムの開発・生産・販売、発電所建設およびEPC(設計・調達・建設)事業など太陽光ビジネスの全分野でソリューションを提供している。
URL: http://www.hanwha-qcells.com/

【ハンファQセルズジャパン株式会社について】

1984年に韓国最大手企業であるハンファグループの日本法人として設立。太陽光発電関連事業(太陽光モジュール輸入販売、IPP事業)をはじめ化学品、鉄工、機械・設備、自動車部品、IT関連機器等、多部門にわたる基幹産業のアジア諸国間での輸出入業務と日本市場での販売事業を30年以上にわたり展開している。2011年より日本の太陽光事業に参入し、2017年12月現在で日本向けの出荷量累計3.4GW、住宅設置数30,000棟を達成した。
URL: http://www.q-cells.jp/