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ハンファQセルズ、2014年度末までに生産設備を1.5 GW まで拡大

マレーシア工場に新たに 204 MWのセル製造ラインの建設がスケジュール通りに完成

ドイツとマレーシアの生産施設に“最適生産体制”を整備、2014年度末までに230 MWの生産拡大に向けて

2014年上半期の539 MW の出荷量を記録、ヨーロッパの太陽光プロバイダーの出荷量第1位に輝く

[独タールハイム / サイバージャヤ(マレーシア)、2014年8月7日] – ドイツに本拠地を置くハンファQセルズは、マレーシアの自社工場に新たに204 MW の高性能太陽セル製造ラインの建設を完成させたことを発表いたします。また、ハンファQセルズは今後、さらにトータルで1.5 GW以上の生産性拡大を予定していることをご報告いたします。ドイツとマレーシアの両生産施設に‘最適生産体制’を新たに導入することで、今年度末までに約230MWの生産能力拡大を見込んでいます。生産体制を増強することにより、Q セルズが誇る高品質の太陽光モジュールおよびソリューションを求める世界中をお客さまのニーズにお応えしてまいります。

 

ハンファQセルズは、2014年上半期に前年度比(2013年上半期/320 MW比)よりも出荷量を68%拡大、トータル539 MWの出荷量を記録し、名実ともにヨーロッパで最大の太陽光プロバイダーとしての地位を確立いたしました。チャールズ・キム社長は、「ハンファQセルズ は世界の太陽光市場において今後さらに勢力を拡大し、確固たる地位の確立に向けて励んでいきます。Qセルズが誇る高品質の太陽光プロダクトとソリューションに対する需要が世界中で高まりつつある中で、我々は今後さらに国際規模で生産能力の拡大に努めてまいります。」と語っています。

 

マレーシア: 新たな生産ラインが スケジュール通りに完成
マレーシアのサイバージャヤにある自社の大量生産ラインを担う生産施設に、新たに204 MW の高性能セルの生産ライン増設計画が発表されたのは、2014年の1月のことでした。建設はスケジュール通りに進み、2014年の6月末に無事完成されました。この生産ラインは Qセルズの主力商品である太陽光セルの製造のためにすでに稼働しており、現在フル稼働に向けてラインを強化中です。その結果、Qセルズ商品の大量生産を担うマレーシアの主力工場は、現時点でトータル1.1 GW.の生産性を実現しています。

 

最適生産体制の整備向けて
マレーシアに新たに増設された生産ラインに加えて、ハンファQセルズはサイバージャヤ(マレーシア)と、タールハイム(ドイツ)の生産施設に‘最適生産体制’ を起ち上げました。マレーシア工場の 1.1 GW の生産ラインのスタートに合わせて、生産時間を短縮し、オペレーション機能を高めるための基準を設けることで、2014年末までに200MW以上の生産を見込んでいます。ハンファQセルズ、マレーシア支部のエスジェイ・リュウ常務取締役は次のようにコメントしています。「生産能力拡大とオペレーショナル・エクセレンスの向上により、 お客様に心から満足していただける商品を競争価格にてご提供することにより、技術とクオリティの両面において業界トップの地位をさらに強化する努力に務めてまいります。」

 

今年度末までに現在の200 MW から 230 MW まで拡大する目標に向けて、ドイツでも同様のプログラムが実施される予定です。ハンファQセルズはドイツのタールハイムに拠点を構え、技術革新から製造および品質管理を徹底するための独自のシステムを設けています。ハンファQセルズの最高執行責任者のアンドレアス・ヴォン・ツッツヴィッツは次のように語っています。「今回新たに導入された‘最適生産体制’ はタールハイムとサイバージャヤのチームの密な協力によって開発されたものです。ハンファQセルズの優れたパフォーマンスの追求は、研究開発の段階から始まり、それが製造過程まで受け継がれ、それが最終的に最高クオリティの商品をお客さまに提供することに繋がっているということが、今回のシステム導入によりさらに強化されているのではないでしょうか。」