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ドイツのパスタ製造工場がQセルズのモジュールで 電力を大幅カット

独リーザのパスタ製造工場の屋根に335kWp規模の自家消費型
太陽光システム

太陽光による自家消費の企業にとってのメリット

Qセルズの太陽光モジュールの高性能と長期保証サービス

[独リーザ/タールハイム、2014年7月24日] – ドイツの伝統的なパスタ・メーカーのタイグワーレン・リーザ社(Teigwaren Riesa GmbH)が、将来的に自社の工場で使用する電力を太陽光発電によって自産自消する計画に乗り出しました。2014年の7月14日までには、東ドイツ市場を代表するパスタ・メーカーである本企業は、335キロワットアワー規模の太陽光発電システムを稼働するにあたり、自社のパスタ製造工場の屋根にQセルズのQ.PROモジュール1,134枚を設置しました。システム導入により、年間あたりおよそ300.000キロワット時間のクリーンなエネルギーが供給されることになります。同社の最新のパスタ製造技術にクリーンなエネルギーを活用することにより、工場の運用費の削減が見込まれています。このシステムは独ザクセン州オシャッツ市に位置したESO Anlagenbau社が開発したもので、ヨーロッパ全土において太陽光発電に関するプロジェクトの設計や、運用および整備のサービス(O&M)を提供しています。タイグワーレン・リーザ社がハンファQセルズのモジュール使用を決断した理由には、ヨーロッパ最大の太陽光ソリューションのプロバイダーとして高い性能が広く認められていることや、安心の高品質および耐久性によるためです。長年に渡る安定した財政状況もまた、今回の導入決断にとって重要な要素でした。

 

電力費をカットしながら環境にも貢献
独リーザの発電プロジェクトは、Qセルズの太陽光モジュールによって、商業および産業施設において、無理なく持続的に電力費を削減しながら、なおかつ温暖化防止や環境保護に貢献できる一例を示しています。

 

「Qセルズの太陽光システム導入により、現時点ですでに来年度の電力費の5%削減が見込まれています。エネルギー価格が高騰しているドイツの現状を踏まえると、今後、削減率はさらに上昇していくでしょう」と、タイグワーレン・リーザ社技術担当のダニロ・ハンガー氏はコメントしています。「モジュールの性能に加え、品質の良さと信頼性を兼ね備えているという点で、Qセルズの太陽光モジュールに即決しました。投資に対して長期的なメリットが保証されていることが我々にとっては重要であり、コンポーネントのクオリティの高さはもちろんのこと、長期的なビジネス関係を築けるという視点で、ハンファQセルズを選びました。」

 

ハンファQセルズの会計担当マリオ・シュルテは「タイグワーレン・リーザ社のような伝統的な企業に協力ができたことを大変嬉しく思っています。今回のケースからも、自家消費型の太陽光発電がドイツ中小企業の経営のお役に立つことを証明していると言うことができます」と語っています。先の再生可能エネルギー法(Renewable Energy Act; EEG)の改定に伴い、2014年8月1日から再生エネルギー課税額の40%が、自家消費型の太陽光発電にも課せられるようになった背景があるものの、ハンファQセルズでドイツ、オーストリア、スイス支社の営業部長を務めるミハエル・ガイブは、このようなビジネス・モデルにはまだ多くの可能性を秘めていると見解を示しています。「太陽光で発電したエネルギーを自社で消費することは、ドイツの商業や産業に継続的なメリットをもたらすと予測しております。我々の個人的な見解としましては、今回の政府の政策は誤ったものであると考えておりますが、こうした状況を差し引いても、確実に言えるのは自家消費型による太陽光発電は、長期的に見てもドイツ中小企業の電力コスト削減に必ずしやお役に立つことができるということです」。太陽光発電自家発電によるビジネス・モデルの成功の鍵を握るのはモジュールのクオリティです。Geib氏はまた次のようにも語っています。「ビジネスマンの視点では、自家消費型発電を利用したビジネスモデルを成功に導くためには、高度なパフォーマンスが長期に渡って確実に維持されるということが絶対条件です。我々Qセルズがモジュールのクオリティ以外にも、長期のパートナーシップという点を常々強調している理由はここにあります。」