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2014年4月18日 太陽光発電

ハンファQセルズの多結晶モジュール “Q.PRO-G3”
福島県の大型太陽光発電事業の太陽光モジュールに採用

2015年3月完成予定の「サニーソーラー福島中央発電所」は26.2MW

採用モジュールはQ.PRO-G3 約10万5000枚

 

ハンファQセルズジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役キム・ジョンソ、以下Qセルズ)は、福島県須賀川市で建設予定の「サニーソーラー福島中央発電所」(年間予想発電量2,600万kWh)に使用される太陽光モジュールの大型契約を受注いたしましたのでお知らせいたします。今回の受注にあたり、当社は26.2MW規模の太陽電池モジュールを納品いたします。

「サニーソーラー福島中央発電所」は、主にオリジナル健康食品の企画販売と化粧品の販売等を行うサニーヘルス株式会社(本社:長野県長野市、社長:西村峯満)が、東日本大震災後に閉鎖した福島県須賀川市のゴルフクラブ跡地において太陽光発電事業を行うものです。JFEエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、社長:岸本純幸)の設計・建設により、2014年2月3日に着工を開始し、2015年3月に完成する予定です。設備容量26.2MWで年間2,600万kWhという国内有数の発電量(一般家庭8,000世帯分の消費電力に相当)を見込む同発電所は、自然再生エネルギーでの安定した発電を被災地に供給することで、地域社会に貢献するプロジェクトです。

このプロジェクトにおいて採用されたQ.PRO-G3をはじめ、環境先進国ドイツで生まれたQセルズの製品は、日照度が弱い天候時を含め、どんな天候でも高い発電量を維持できるところにあります。Q.PROは福島より緯度が高いドイツで行われた2013年フォトン(Photon)屋外発電量テスト(※)において、世界150以上のモジュールの中で多結晶モジュールとして年間実発電量第1位となりました。その実績をもって、日本の北部に位置する福島県の本プロジェクトにおいて、Qセルズはお客様のニーズに最大限貢献できるものであると考えます。

ハンファQセルズジャパンは日本国内において2013年に年間520メガワット以上のモジュールを出荷、海外メーカーの中では最大量の出荷となりました。

その実績をもとにこれからもお客様のプロジェクトに貢献できる製品をご提供してまいります。

※フォトン(Photon)屋外発電量テストPhotonは、太陽光発電業界における世界最大の国際出版社であり、英、独、西、伊、仏、中の言語で太陽光関連の書物を出版するドイツの第三者機関。出版だけでなく、太陽光発電機器に関する実際際環境下における製品性能を検査できる自社研究所を保有。Photon誌の2013年年間実発電量テストにおいて、Q.PRO-G2が全151のモジュールで4位、多結晶モジュールでは1位となったことが発表された。

 

■事業計画概要
発電所名称:サニーソーラー福島中央発電所
事業者:サニーヘルス株式会社(本社:長野県長野市、代表取締役社長:西村峯満)
設計・施工:JFEエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、社長:岸本純幸)
所在地:福島県須賀川市狸森字長沢1番地
設備容量:26.2MW(年間予想発電量2,600万kWh)
パネル設置枚数:約105,000枚

 

【ハンファQセルズジャパン株式会社について】
■所在地:東京都港区芝四丁目10番1号 ハンファビル9階
■URL:www.q-cells.jp
■設立: 1984年2月
■資本金:21億9,850万円
■代表者:代表取締役社長 金 鍾瑞(キム ジョンソ)
■事業内容:太陽光モジュールの輸入・販売、太陽光発電システムメンテナンス事業、その他太陽光発電業務に関する事業など

 

【ハンファQセルズグループについて】
■本社所在地:ドイツ サクソニーアンハルト州、ビッターフェルド
■設立: 1999年
■グローバル販売拠点:イタリア、スペイン、オーストラリア、中国、インド、日本、米国
■事業内容:単結晶、多結晶シリコン太陽電池製造、結晶、薄膜太陽電池モジュール製造、
■中大規模発電システムの企画、開発
■企業沿革
1999年 Q-CELLS S.E.として創業
2002年 業界をリードする単結晶6インチセルをヨーロッパで初めて生産。
2003年 多結晶6インチセルをヨーロッパで初めて生産。以来、6インチセルが業界のスタンダードとなる。
2006年 セルの生産量でヨーロッパ第1位。
2007年 セルの生産量で世界第1位となる。
2008年 セルの生産量で2年連続、世界第1位。
2009年 太陽光発電のシステムインテグレータとして世界第1位となる。